お盆になると義実家に帰省するという人も多いのではないでしょうか?
結婚して数年目ともなると義両親とも気心が知れて慣れてきますが、結婚して初めてだとどうしたらいいのか色々と悩みますよね。
義両親にはとにかく気を遣いますし、できるだけいい嫁だと思ってもらえるように備えておきたいという人は多いはず。
今回は義実家へお盆のお供えを持っていく際の相場やマナーについてお届けします。
義実家にお盆のお供えを渡すのは当たり前?
徐々に夏を思わせるほどの日差しが強く気温も高くなってきたので、お盆のお供えを考え始めている人もいるでしょう。
そもそも、義実家にお盆のお供えを渡すのは当たり前なのか気になっている人もいるようです。
お盆は仏様に関することなので、基本的にお供え物は用意しておく方がいいです。
お盆のお供え物は、義両親に「いらない」と言われない限りは持っていくのが当たり前だと思っておきましょう。
中には持っていく場合は、何を持っていけばいいの?と悩む人もいるでしょう。
無難なものとして以下4つがあげられます。
- お菓子
- 線香
- 果物
- 花
この中でも、お菓子がベターでいいかと思います。
線香に関しては、毎日使う物なので実用的なので重宝されるでしょう。
線香の場合は、贈答用の少しいいものを選ぶといいですね。
また、果物はあまり日持ちしないので持っていく場合は事前に確認しておくといいかと思います。
ちなみに、仏教では殺生禁止という考えなので肉や魚などはお供え物として相応しくありません。
ハムはお中元では定番ですが、お盆のお供え物としてはハムも相応しくないのであらかじめ把握しておきましょう。
義実家に渡すお供えの相場やマナー
いざ、お供え物を何にするか選んだ後、次に迷うのは「いくらぐらいの物にするか」・「のしは必要か」といったことだと思います。
お供えの相場は?
お供え者を渡す際の一般的な相場がどれくらいなのか気になっている人もいるでしょう。
高すぎても逆に気を遣わせてしまう可能性もありますし、かといって安すぎるとなんだか申し訳ないですよね。
また、今後も付き合いがあることを考えると初めから高いものにしてしまうと、あとあと苦しくなってしまうのでできれば中間あたりの金額にしておくのが無難です。
お供え物の相場は一般的に3,000円から5,000円ほどだと言われています。
この相場内で、個包装のお菓子を選ぶのがベストではないかと思いますよ。
のしは必要?
お供え物には基本的にのしをかけておくのが無難です。
お供え物ののしの場合は、水引は黒白結び切り、地方によっては黄白結び切りとなっており、表書には「御供」と記載します。
また、以下のように関東では黒白、関西は黄白ののしを使うことが多いようです。
関東
関西
使う色が違うからといってマナー違反になることはありません。
ですが、念のため確認しておくと安心ですね。
義実家へのお供えと手土産は分けたほうが良い?
地域によってはしきたりが異なりますが、基本的にはお供え物と手土産は分ける方がいいです。
手土産は、部屋に通されて挨拶をするタイミングで渡します。
紙袋に入っている場合は、紙袋から出して渡しましょう。
お供え物にはのしが必須ですが、手土産にのしは不要です。
ただ、万が一のしをかけてしまった場合でも失礼にはならないので全く問題ありません。
お供え物とは別に用意するとのことで何を渡すか悩む人もいるでしょう。
パートナーの実家が遠方の場合は、その土地の銘菓や特産物を持っていくのがおすすめです。
あらかじめ実家の好みなどを聞いておくと準備がしやすいですよ
しっかり準備しておけば、義実家でもできる嫁だと思ってもらえるはずです。
こういったことは最初が肝心なので失礼のないようにしたいですね。