春になると旬の食材として調理する機会も多い「たけのこ」
とれたての新鮮なたけのこはお刺身にしていただくのも美味しいです。

私が住んでいる地域ではたけのこが採れると「たけのこキムチ」を作るのが定番です
お味噌汁に入れたり、様々な料理に活用できるたけのこ。
子どもには何歳から食べさせて良いのか?
アレルギーの心配はないか?
そんな疑問をまとめてみました。
たけのこは何歳から食べさせて良い?

子供にも旬の食材を食べさせたい!と思う人も多いのではないでしょうか?
たけのこご飯や筑前煮など、たけのこを使った料理は色々ありますよね。
ですが、たけのこは何歳から食べさせても大丈夫なのか気になっている人も多いようです。
一般的にたけのこは生後7〜8ヶ月頃の離乳食中期ごろから食べさせても大丈夫です。

ですが、赤ちゃんに与える際には注意点がいくつかあるので後ほど紹介しますね。
たけのこにはアレルギーがある?

たけのこは、離乳食中期頃から与えていいということがわかりましたが、小さい子供に食べさせる際にはアレルギー成分が含まれていかいかということも確認しておきたいですよね。
たけのこは、基本的にアレルギーが出にくい食材とされています。
政府が発表している、食品の中でアレルギーが出やすい食べ物の一覧を見ても、たけのこは含まれていませんでした。
ですが、人によって個人差があるので、たけのこを食べても絶対にアレルギーが出ないというわけではありません。
たけのこに含まれているアセチルコリンという化学物質がアレルギーに似た症状を引き起こす可能性もあると言われています。
これを仮性アレルゲンと言います。
特に喘息やアトピーがある場合は症状が重くなることもあるようなので注意が必要です。
もし、たけのこを食べた後に口のまわりや肌が赤くなっているのであれば”たけのこアレルギー”の可能性があります。
また、アレルギー反応がひどい場合には、身体中に蕁麻疹ができることもあるので異変を感じた場合は、なるべく早くかかりつけの医師に相談することをおすすめします。
初めて子供にたけのこを与える場合は、体調がいい時に少量にしておきましょう。
たけのこのは離乳食に向いている?

たけのこには食物繊維やカリウム、チロシンなどが豊富に含まれていて、栄養価が高い食材です。
食物繊維には、お腹の調子を整える整腸効果があり便秘予防にも役立ちます。
たけのこには、その食物繊維が100グラムに3.2グラムも含まれているのです。
しかも、低カロリーなのでお粥などと相性が良く離乳食にも適していると言えますね。
たけのこを離乳食に使用する際の注意点
たけのこには栄養価が高く、離乳食に使用しても大丈夫ですが、赤ちゃんに食べさせる際には気をつけておきたい注意点がいくつかあります。
たけのこは、アクが強いので調理する前にしっかりと下ゆでをして、アクを取り除いておく必要があります。
アクは、収穫してから時間が経つに連れて増すのでなるべく新鮮なものを選び、新鮮なうちに使うようにしましょう。

ちなみに、新鮮なたけのこを選ぶポイントは穂先が黄色く、皮にツヤがあって太くてずっしりしたものを選ぶことです。
また、たけのこの根元の方はしっかりしていて固いので、赤ちゃんに食べさせる際はなるべく穂先の柔らかい部分を調理するようにしましょう。
たけのこには、食物繊維がたっぷり含まれているので整腸効果や便秘予防になると説明しましたが、食べさせすぎると便秘や下痢の原因になってしまうので注意が必要です。
場合によっては、消化不良によって嘔吐などを引き起こしてしまうこともあります。

具体的に与えていい分量は特に決まってはいませんが少量に留めておいた方がいいですね。
ちなみにたけのこの旬は、3月中旬から5月にかけてがピークなのでそろそろですね!
調理や与える際の注意点に気をつけて、ぜひお子様と一緒に美味しい旬の食材を楽しんでください!