マラソンの大迫傑さんはシューズを履き分けることで有名ですよね。
その理由は“自分の力を最大限に発揮するため”なのだとか。
今回は大迫傑さんがシューズを履き分ける理由について詳しく深掘りしてみました。
2021年オリンピックで履くシューズについても注目が集まりそうですよね!
大迫傑がシューズを履き分ける理由は?
東京五輪で男子マラソン代表に内定した大迫傑さんは、本番と練習でシューズを履き分けていることでも話題です。
大迫傑さんは練習内容でシューズを使い分けていて、より効率的にシューズを使い分けることで練習の効果を最大限引き出しています。
レース本番ではナイキの最新シューズを履く大迫傑さんですが、試合で履くトップモデルのシューズは寿命が短いデメリットもあります。
そのため本番のみトップモデルの最新シューズを履いていて、練習時にはナイキ エア ズームペガサス36を愛用しています。
このズームペガサス36はナイキのロングセラー商品で、これまでに36回の改良を重ねてきたシューズになりますね。
練習内容によって最適なシューズを履き分けることで、より故障のリスクを減らしつつ強度の高い練習を継続する意味もあります。
マラソンのトップ選手だからこその履き分けという感じで、とても繊細な計算の元にシューズも履き分けているのは驚きですね。
大迫傑さんは「トラックのスピード練習・距離走・ジョギング」で、全てシューズを履き分けているそうです。
それぞれシューズには走りに適した部分があるので、練習内容にマッチしたシューズを履き分けれるかも大きなポイントだと思います。
いろいろなシューズを履き分けることで様々な筋肉を刺激でき、より効率的に走れる脚力が身に付くと言われています。
マラソンランナーにとってシューズは大切な武器でもあるので、自分に合った最適なシューズ選びから戦いは始まっていますね。
大迫傑の現在の愛用シューズメーカー
大迫傑さんが愛用しているのはナイキのシューズで、2020年3月に出場した東京マラソンで日本記録を更新したときもナイキの厚底シューズでした。
2019年にリオ五輪金メダリストのエリウド・キプチョゲさんが、ナイキの試作品のシューズを履いて非公式レースながらフルマラソンで2時間を切るタイムを打ち立てました。
エリウド・キプチョゲさんはナイキのシューズについて、「本当に完璧です」と大絶賛しメディアからも注目を集めました。
大迫傑さんもアルファフライネクスト%について、「後半まで脚が残る。しっかり反発をもらえてスピードも出る」と大絶賛しています。
まさにアルファフライネクスト%はナイキの最高傑作で、大迫傑さんにとっても大切なシューズなのは間違いありません。
ナイキとしても大迫傑さんがシューズを履いて活躍してくれれば、大きな宣伝効果となり莫大な利益をもたらしてくれます。
一昔前はナイキのシューズは人気があったとはいえない状況でしたが、最近ではナイキのシューズが世界的に見てもトレンドになっています。
それだけナイキのシューズの質が高いことが証明されていて、世界のランナーから絶大な支持を得ているのは間違いありません。
大迫傑さんはアジア人で初めて「ナイキ・オレゴン・プロジェクト」に所属し、世界を代表するトップランナー達と特訓を重ねています。
まだまだ日本男子マラソン界は世界から遅れている部分も多い中で、大迫傑さんが世界で戦う姿は大きな経験に繋がるはずです。
大迫傑さんが日本記録を叩き出したときもエリウド・キプチョゲさんと同じシューズで、当時は日本記録更新とナイキの厚底シューズにも注目が集まりましたね。
大迫傑が2021オリンピックで履いたシューズは?
大迫傑さんが愛用しているナイキのエア ズーム アルファフライネクスト%は、厚底シューズなのは特徴で世界のマラソン界の主流になりつつあります。
今までは厚底よりも薄底シューズが主流でしたが、近年は厚底シューズの技術が飛躍的に上がっています。
エア ズーム アルファフライネクスト%はナイキが2017年から発売し、シューズを履いた多くの選手が好記録を連発し話題になりました。
まさに世界のトレンドとなっている厚底シューズですが、あまりにも好タイムが連発したため一時は規制される事態に発展しました。
厚底シューズは高校駅伝にも大きな影響を与え、厚底シューズを履いた選手の活躍が突出したのは間違いないところです。
まさにナイキの厚底シューズは「魔法のシューズ」として注目を集め、マラソン界に革命を持たらしたシューズになりました。
厚底シューズの爆発的な普及で明確な規制も発表され、各メーカとも基準に沿ったシューズ作りに躍起になっています。
現在はナイキのシューズが一歩リードしている状況ですが、より優れたシューズが開発されるのも時間の問題かもしれません。
もちろんシューズが進化し好タイムに貢献してはいますが、大前提として選手の日々の努力があってこその好タイムなのも忘れてはいけません。