笠井信輔アナウンサーのがんの症状は?
また、悪性リンパ腫というがんになった原因は何なのでしょうか。
遺伝でしょ?と思っている人は気をつけたほうが良いかもしれません。
今回は、悪性リンパ腫になると考えられている原因や、現れる症状、早期発見するためには?ということを調べてみました。
【笠井アナ】がん(悪性リンパ腫)のステージや治療方法は?余命や生存率に希望はある?
【2020年6月5日追記】
悪性リンパ腫の治療を行なっていた笠井アナが「完全寛解」と診断されてことをブログで報告しました。
2019年12月19日に入院し5月30日に退院、という順調な治療を経て回復となり安心しました!
「笠井信輔アナウンサーのがん(悪性リンパ腫)の症状は?
悪性リンパ腫は発生場所によっては自覚症状が分かりづらいと言われていますが、笠井アナウンサーは悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)が見つかる前から、体調不良を感じていたそうです。
悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)の主な症状は以下の通りです。
典型的な全身症状は、発熱、寝汗、体重減少。
中枢神経系(脳)原発の場合は感覚障害や麻痺(まひ)などがみられ、胃原発の場合は出血や潰瘍(かいよう)性病変がみられることがあります。
通常は、1カ所あるいは数カ所のリンパ節またはそれ以外の病変がある部位で、急速に大きくなるしこりで発見され、半数ほどの患者さんは病期(ステージ)Ⅰ、Ⅱ期の限局期で診断されます。
引用:国立がん研究センター
笠井アナが感じていた体調不良は、頻尿、腰痛、急激な体重減少(-3kg)だったようです。
頻尿は前立腺肥大症が原因と思われますが、腰痛や体重減少は悪性リンパ腫の症状でしょう。
現在はがんが全身に広がっている状態ということで、日常生活の中でも肩や腰に強い痛みを感じていると話しています。
現在は市販薬の中でも一番効くという鎮痛剤を飲みながら仕事をしているようで、痛みが緩和される時間は平均4時間、調子が良いと6時間持続するとのことです。
痛み止めが切れるとかなりの激痛が肩と腰を襲うそうなので、早めに治療に入って欲しいなと感じました。
また、12月7日に放送された『 鉄道沿線ひたすら歩き旅6』では、40km以上歩いた後に肩の強い痛みを訴えています。
撮影されたのが10月下旬だったそうなのですが、笠井アナは「たくさん歩いて疲れたからだと思っていたが、思い返してみればあれが悪性リンパ腫の予兆だったのかもしれない」と話していました。
笠井信輔アナウンサーががん(悪性リンパ腫)になった原因は?
笠井アナウンサーが悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)というがんになってしまった原因は何なのでしょうか。
健康な状態であればリンパ球の中にがんが生まれてしまっても、自身の免疫細胞が排除してくれるので、がんにはなりません。
しかし、免疫力が低下していると免疫細胞が勝つことが出来ずに、がん細胞が過剰に増殖してしまうのです。
笠井アナウンサーも多忙で免疫力が落ちていたところにタイミング悪くがんが発生して増殖してしまったのかもしれませんね。
また、がん専門サイト「がん治療.com」には、悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)の原因が以下のように記載されています。
【免疫不全】
先天性及び後天性の免疫不全の罹患者または、免疫不全を引き起こす薬剤の治療を受けた場合、非ホジキンリンパ腫のリスクが増大することが報告されています。【細菌感染】
日本では胃に発生する悪性リンパ腫が多く、ヘリコバクター・ピロリ菌と非ホジキンリンパ腫の感染の関係性が報告されています。【ウイルス感染】
ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-Iウィルス)の感染や、C型肝炎ウイルスの感染が非ホジキンリンパ腫の感染と関係していることが報告されています。【農薬および化学物質の暴露】
除草剤、害虫駆除剤、肥料を職業的に扱っている作業者と非ホジキンリンパ腫の発生との関係が明らかになっています。また、有機溶剤、有機塩素系殺虫剤、ポリ塩化ビフェニールも非ホジキンリンパ腫の原因になり得るという報告があります。【ダイエットや生活習慣】
動物性たんぱく質の摂取や脂肪の摂取が非ホジキンリンパ腫の原因になり得るとの報告があります。引用:がん治療.com
これらはあくまでも原因として考えられる、報告されているというレベルですが、遺伝性のものというよりは私たち自身の生活習慣が元で発生する可能性があるということでしょうか。
悪性リンパ腫は1万人に1人がかかるがんと言われていますが、原因を見ると誰が発症してもおかしくないと感じます。
悪性リンパ腫を予防する方法は?
悪性リンパ腫を予防する方法としてはがん専門サイトに明確な記述はありませんでした。
上記で挙げた「悪性リンパ腫の原因と考えられることを習慣にしない」ことが大切なのではと思います。
- 免疫力を高める
- 除草剤・害虫駆除剤の使用時には十分注意する
- 動物性タンパク質の過剰摂取に気をつける
など、私たちの生活の中で気をつけられることは多くありそうです。
笠井信輔アナウンサーのように悪性リンパ腫を早期発見する方法はあるの?
笠井アナは9月のフジテレビ退職後に頻尿や腰痛に悩まされ、体重が3kg減少したことも「多忙のため」と思っていたそうです。
しかし、あまりに続く体調不良に病院で検査をしたところ前立腺肥大だったことが分かり、その際に肩と腰が病巣の悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)が見つかっています。
ということは、「多忙が原因だ」「加齢が原因だ」と自己判断して検査を受けに行っていなかったら病状は悪化していたに違いありませんね。
体調不良での早期受診や定期的ながん検診がいかに大切なものかを思い知らされます。
特に自覚症状が出づらい病気は発見が遅れることも多いようです。
乳がんで亡くなった小林麻央さんもそうでしたよね。
悪性リンパ腫を早期発見するためには、
- 急な体の異変、不調があった際の早期受診
- 定期的ながん検診
の2つが重要です。
加齢や多忙とたかをくくらず、しっかり診てもらいましょう。
【笠井アナ】がん(悪性リンパ腫)になった原因は?まとめ
笠井アナががん(悪性リンパ腫)になった原因は何かを調べてみました。
がんの中でも遺伝性というよりは生活習慣によるものが大きい病気だと分かり、1万人に1人の確率とは言われているものの誰でもかかる可能性がある病気だと感じました。
体調不良を感じている人、急激な体重減少があった人、定期的ながん検診を受けていない人は早めの受診をしましょう。